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日別アーカイブ: 2020年3月19日

知ってました?

路駐が絶えないのは「改善基準」が一因
トラックドライバーの路駐が絶えないのは、ある「決まり」にも原因がある。それが「改善基準」だ。

この改善基準とは、「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)の略で、他業種以上に不規則かつ長時間労働になりやすいトラック、バス、タクシーなどの運転業に携わる人のために、給与や全体の労働時間に対する一般的な労働基準を定める「労働基準法」とは別に、働き方や休み方、走り方などを細かく定めている規則だ。

業界の性質上、この改善基準にはいかんせん「特例」が多いのだが、ドライバーの基本的原則には、

①4時間走ったら30分休憩(通称「430」)
②運転できる時間は、2日平均で1日あたり9時間以内
③翌日の勤務まで休息時間を8時間取らねばならない
④拘束時間は原則1日13時間以内。最大16時間以内で、15時間を超えていいのは週に2回まで。1カ月の拘束時間は293時間以内
といったものがある。

本来はトラックドライバーを守るための規則ではあるのだが、この義務付けられた休憩によって、彼らはたとえ時間や駐車場所がなくとも、どこかで休憩を「取らねばならなく」なり、むしろ精神的疲労の原因になってしまっているのだ。

路駐するトラックに遭遇するたび思うこと
スピードは出すな。途中休みも取れ。でも遅れるな。早く着いても近くで待つな。

もちろん、他車の迷惑になる行為は決して許されることではないが、述べてきたように、トラックの世界にはドライバーが無意識に起こしてしまうマナー違反や、マナー違反だと知っていてもどうすることもできない、こうした「日本社会全体の構図」が存在する。

改正道路交通法により、街にはコインパーキングが急増し、路上駐車する乗用車は劇的に減少した。が、そのコインパーキングのほとんどは、大型車仕様にはなっていない。

我々の生活を下支えするトラック。彼らを厳しく追及したり取り締まったりする前に、その存在を含めた環境を構築する必要があると、路駐するトラックに遭遇するたび思うのだ。

原因はトラック運転手を取り巻く過酷な労働環境
「国の血液」と称される日本のトラックドライバーだが、こうして十分な休憩や睡眠時間、ひいては健康すら保障されない彼ら自身の体内では、ホンモノの血流に血栓ができる危機が迫っているという皮肉な現象が起きている。その根源にあるのは、彼らを取り巻く過酷な労働環境や荷主都合主義の風潮、時代に合わない商習慣やインフラなどだ。

さらに、これらの原因は昨今、悲惨な交通事故やドライバー不足などといった「物流の血栓」をも生み出し始め、彼らの労働環境をより一層悪化させている。

PRESIDENT Online 掲載
本稿は、橋本愛喜『トラックドライバーにも言わせて』(新潮新書)の一部を再編集したものです。
(より抜粋、引用)

分かってくれてる人もいるんやな❗
労働基準局、ハローワークの人も知らない人は多い運送業の労働時間❗
そもそも労働時間じゃなく運送業は拘束時間❗
一般職種と違い、労災の掛け金も高い❗
他業種と違い、許可、色々な免許、試験、講習、一般的には2500万円の資金(2019年11月の改正より倍かかるとも)
誰でも出来そうな仕事ですが、働いてる人も大変なんです❗
スーパーに食品、ネットショッピングでの配送、コンビニ、自販機、病院、会社の設備等全て運送屋さん運んでます。
今後、運賃上がり物価も上がって来ると思います。

ネット記事に載ってるぐらいなんで分かってくれてる人も多くなってきたのかな?

これは余談ですが、今日寿ちゃんがトラック壊れてエンジンかかりませんとの連絡が‼️燃料入ってる?の問い掛けにガス欠でしたの連絡が‼️

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